ケムトレイル陰謀論者は、飛行機が煙を吐いているように見えるのは、異常なことだと思い込んでいます。
ただの飛行機雲の写真をアップしては、「これはケムトレイルです」と断言している人の多いこと!
でもね・・・それが間違いなんです。


飛行機が飛んでいる高度の世界のことを、少しお勉強しましょうね。
地上の気温と、飛行機が飛んでいる高度の気温は、全然違うということを、まず頭に入れてください。
このへんの説明は、過去記事「飛行機雲のはなし その1」で説明しました。
そして、エンジンから出る排気ガスの温度は300~700度という超高温です。
超低温の大気に、超高温の水蒸気が触れるとどうなるのでしょう?

以下の動画をご覧ください。
飛行機が飛んでいる高度と同じ極寒の地では、お湯は一瞬にして氷結し、雲をつくります。

マイナス41度の極寒の地ロシアにて・・・鍋の中の熱湯を窓から放出



-31.4℃の朝 占冠村でお湯投げしたら雲ができた



マイナス40度北欧ノルウェーにて 沸騰したポットのお湯を投げると・・・



飛行機雲が出来る高度とは、このような驚きの現象が起きる環境なのです。
たった鍋一杯、コップ一杯の熱湯でさえ、これだけの現象を引き起こすのです。
マイナス数十度の世界で、エンジン排気から出る水蒸気がどうなるか、イメージしていただけたかと思います。

そして、まわりの大気が飽和状態の湿度であれば、出来た雲は長く残り、成長していくこともあり得ます。


飛行機雲は長くても30秒程度で消える、などという説が、何の根拠もないことが少しは御理解いただけたでしょうか?
飛行機がケムリを吐いているのは、ケムトレイル散布しているのではなく、単なる自然現象なのです。


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