上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

以前、ネット上に溢れる巨人の骨の画像は本物なのか?ということで、以下の記事を書きました。
  参照: 番外編 その2 ―巨人の骨―

今回は、「奇妙な骨」第二弾として、一部の人にエイリアン(宇宙人)の骨と信じられているこちらの画像について検証します。

ICA.jpg

上の頭蓋骨は、ペルーにあるMuseo Regional de Ica Adolfo Bermudez Jenkins(イカ考古学博物館)に収蔵されているものです。

さて、これらの奇妙に変形した頭蓋骨は、本当にエイリアン(宇宙人)の骨なのでしょうか?

実は、世界各地でこのような骨が見つかっているのです。
南米はもちろん、エジプト、イラク、シリア、ロシア、太平洋の島々、アフリカでも。

この、頭の形がいびつな症状を頭蓋変形と言い、頭蓋変形は、純粋に何らかの病気が原因で起こる場合と、人為的に変形させた結果である場合とがあります。
上記の画像は人為的に変形させたものです。


 人為的に変形させる

 参照: ウィキペディア Artificial cranial deformation(人工頭蓋変形)

幼児期の、まだ柔らかい状態の頭に、板やロープを使って強く締め付けるという処置を施すと、時間が経つにつれて圧迫していない方向へ骨は成長し、結果、頭蓋は変形してしまうことになります。
(上記の参照ウィキに、頭を板で挟んで固定する方法をあらわした図解がありますので興味がある方は見て下さい)
長期間に渡るこの処置は、幼少期の子供にとっては拷問のようなものに思えます。
やはり、それによって命を落とす子供も多かったのでしょうか。
頭を緊縛する装具を身に付けたまま埋葬された子供の遺骨が、南米では多数発掘されているとのこと。
いつ、誰が、何の目的で始めたのかは、確かめるすべはありませんが、古代において、世界各地で連綿と受け継がれた「風習」であることは間違いありません。

 参照: http://naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp/dspace/handle/10069/22038
     形質人類学からみた古代アンデスの頭部に関する3つの風習 -人工頭蓋変形・・・

アフリカの現コンゴ共和国のマンべトゥ族の村では、近年までこの風習が残っていたため、頭蓋変形を施した生身の人間の写真が現存します。
頭蓋変形

上記画像は、cranial deformation africa congo (頭蓋変形 アフリカ コンゴ)で画像検索したページのスクリーンショットです。
当時、コンゴにおいては、頭を長く変形させることがステイタスシンボルであり、美の表現であったのです。
コンゴはベルギーの植民地となるのですが、その後、ヨーロッパからの入植者が増えるにつれて、この伝統も消えていくことになります。

 参照: http://www.kox.sk/?p=12319
 http://hiddenincatours.com/elongated-heads-in-the-20th-century-the-mangbetu-of-congo-in-africa/

現代に生きる我々から見ると、人工頭蓋変形は非常に奇異に映る風習ですが、はたして未来の地球人が今の我々のファッションや流行を見て、不可解で奇妙だと思わないという保証はありません。
例をあげればキリがありませんが、
中国の纏足アイヌ民族の口の周りや手に施した入れ墨東南アジアの首長族、など、
  (↑クリックすると、それぞれの画像ページへ飛びます)
身体の一部を改造する風習は世界各地で存在していたし、今に至るものもあります。
時代の移り変わりによって、文化的価値観はいかようにも変化する、ということですね。

ふと、今年ニュースで見た香川県の四角いスイカのことを思い出しました。
スイカ
出典: livedoor.blogimg.jp

なんともユニークなスイカですが、強化プラスチックの枠の中で、一辺が18センチになるまで栽培するのだとか。
この四角いスイカは、香川県善通寺市の特産品で、つい最近開発されたばかりだと思っていたら、なんと、40年も前から作り始められていたとのことで、二度びっくり。
観賞用なので、残念ながら美味しいとはいえないようですが、輸出先のカナダで大人気を博しているそうです。
参照: http://www.city.zentsuji.kagawa.jp/soshiki/22/sikakusuika.html


 病気が原因によるもの

頭蓋変形を誘発する病気としてまず挙げられるのは、脳の中に髄液が貯まり、脳室がに異常に大きくなる「水頭症」です。

 参照: ウィキペディア Hydrocephalus(水頭症)

上記参照ウィキペディアに載っている水頭症の画像を見てみて下さい。
スターチャイルドの骨と言われているものは、この病気に罹ったかわいそうな子供のものであると推察されます。

もう一つ、「頭蓋骨縫合早期癒合症」をあげておきます。
脳を形作る板状の骨の継ぎ目のことを縫合線と呼び、これは、脳の成長が終了した時点で閉じるのが普通なのですが、何らかの原因で早期に癒合してしまった状態になり、その結果、頭蓋が変形してしまう病気です。

 参照: 頭蓋骨縫合早期癒合症


 優しい巨人、ロバート・ワドロー

ロバート

さて、人間はどこまで大きくなれるのでしょう?
番外編 その2 ―巨人の骨― で検証した巨人はフェイクでしたが、上の写真の人物は、「疑う余地のない医学的な記録がある中で、最も身長の高い人間」としてギネスブックに記載されているロバート・ワドロー氏です。
身長は272センチ
非常に温厚で、誰からも愛された人物だったそうです。

詳しくは、以下のカラパイアさんの記事をお読みください。
 参照: http://karapaia.livedoor.biz/archives/52084170.html

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ
にほんブログ村

スポンサーサイト

Thoughts on スポンサーサイト番外編 その3 ―エイリアン(宇宙人)の骨?―

says... エイリアン

Date:2014/10/29 17:37

まあ、別の意味で「エイリアン(異邦人)」と呼ぶことはできますが……。

says... Re: エイリアン

Date:2014/11/01 11:41

> まあ、別の意味で「エイリアン(異邦人)」と呼ぶことはできますが……。

確かにその通りですね。ご指摘ありがとうございます!
タイトル書き直しました。

says...

Date:2015/11/27 20:42

はじめまして。

まだすべてを読み終えたわけではありませんが、陰謀説も愉快犯がながしていたりするのですね。

…今日の夕方4時半頃、埼玉上空と思われる空を西から東へ一機の飛行機が飛んでいました。

すぐ後ろに飛行機雲が短く延びて、ほんの数秒で消えました。

ケムトレイルかな~と思いしばらく飛行機を目で追っていましたら、
また短い飛行機雲ができ数秒のうちに消えました。

珍しく思いましたので、ケムトレイルのことを調べ、こちらにやって来ました。

こんな現象もただの飛行機雲なんでしょうか…?


飛行機のシルエットは旅客機よりは輸送機のようでした。素人判断ですが。

周りには雲がなく、晴れ渡っていました。


もし本当にケムトレイルならば、ホンモノを見られた!
と、工作員の管理人さんが夜中にガスの検診にやって来て、
私は闇に葬られてしまうのでしょうか?(笑)


ご意見をお聞かせ頂けたら嬉しいです。

says... Re: タイトルなし

Date:2015/12/15 19:40


> もし本当にケムトレイルならば、ホンモノを見られた!
> と、工作員の管理人さんが夜中にガスの検診にやって来て、
> 私は闇に葬られてしまうのでしょうか?(笑)
>
>
> ご意見をお聞かせ頂けたら嬉しいです。

コメントありがとうございます。
最初に、私は工作員ではありませんし、ガスの検針なんてしてませんよ(笑)
ケムトレイルはありません。飛行機雲です。

says...

Date:2016/03/04 21:31

お返事ありがとうございます。

…やはり、あのような短い飛行機雲もあるのですね。


知識がないと、信じてしまいそうです…

なので、専門知識をお持ちの方が正しい情報を教えてくださると、
とてもありがたく思います。


これからも頑張ってくださいね!

ご意見ありがとうごさいました。

Leave a Reply

* less than 16 characters
* less than 24 characters
* less than 16 characters
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。